アルバイトローンと一口に言っても

アルバイトローンイコール消費者金融のキャッシング、それが私の若い頃のアルバイトローンに対するイメージでした。
専用のキャッシュカードやクレジットカードなどでお金を借りるのが主流のやり方です。
まあもっとも、カードでのキャッシングをアルバイトローンと表現するのは的確かどうか判りませんけどね。
ところが、近頃はアルバイトの人でも組めるローンが随分増えたらしく、ともすれば車や家もローンで買えるそうですね。
今思えば、アルバイトローンなんていう言葉すらなかったと思います。
当時はちょうどバブルが弾けて間もない頃でしたから、特にアルバイトローンに対してはシビアだったような気がしますね。
確かに今のご時世、正社員でも明日の保障がない時代ですから、アルバイトトの格差なんてそうはないのかも知れません。
通常はアルバイトか正社員のどちらかでしたから、どうしてもアルバイトは下に見られますし、アルバイトローンを組むのも難しかったんですね。
だから、アルバイトの分際で大きな買い物をしようという事を考える事すら、タブーだったのかも知れません。
ですからきっと、アルバイトローンなんていう言葉も蔓延らなかったのでしょう。
それこそ、必死に働いて、月々の収入が何十万円もあって、しかもちゃんとした保証人がいないと無理みたいですけどね。

アルバイトローンと一口に言っても、近頃は実にいろいろ存在するんですね。
皆さんの中にも、今、アルバイトとして一生懸命頑張っていらっしゃる方が沢山おられると思います。
寧ろ、アルバイトローンを組んでいてもしっかりと月々の返済をしてくれる顧客を大事にしないといけないんでしょうね。
現実には、アルバイトローンで家を購入出来る人なんてごくごく僅か。
一昔前なら考えられない事でしたが、実際にアルバイトの身でも、住宅ローンを組んでマイホーム生活をしている人もいると言います。
その努力が社会的信用に繋がり、いずれはアルバイトローンが組める位にまでなれるかも知れないのです。
後は精々クレジットカードの分割払いでそこそこ大きな買い物は賄うのがフリーターの現状でした。
たまたまネットで見た35才でマイホームを買ったフリーターさんのブログを読んで、私自身アルバイトローンに対する考え方を改めないと、と思いました。
それだけ、安定した地位や収入のある人が減り、アルバイトローンを必要とする人が増えたという事なのでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿