固定資産税の額にも影響を及ぼす

固定資産税は、住宅や土地などの「不動産」に掛かる税金である。
毎年必ず課税される固定資産税は、どこの市町村でもおおよそ4期に分けて納付できるが、うっかり納期を過ぎてしまうと、延滞金を取られるので注意されたい。
住宅の固定資産税の算出法は、国税庁が発表する各地の「路線価」が基準となり、それを基に評価額が出て、計算される。
新聞やテレビなどで、「銀座鳩居堂前の路線価が発表」というニュースが流れるが、あの「路線価」である。

固定資産税は、該当する住宅のある市町村に納付する。
住宅を所有していれば、固定資産税は必ず発生する税金であるから、納付時期は忘れずにしておきたいものだ。

固定資産税の税額は、景気動向や、住宅地域の評価額で変動することは、皆さんもご存じであろう。
つまり、住宅の立地条件や将来的な展望が、固定資産税の額にも影響を及ぼすのである。
固定資産税の税額は、評価額をもとに決定するので、該当の住宅の評価額が、問題になってくると言えるだろう。
いつも納税カレンダーを見て思うが、「町県民税」に始まり、「都市計画税」、「国民健康保険税」ときて「介護保険料」など、固定資産税以外にも税金の多さには驚く。
前述のように、年間4期ほどに分けて納付できる固定資産税は、事前に市町村の税務課から、納付書の綴りが送付される。
その際、一括納付すると多少の割引があるが、私などは固定資産税を一括で納付した経験はなく、一度で良いからやってみたいものだ。
固定資産税の納付の為に、新たな仕事を始めると言った、本末転倒の笑えない話も聞く。
今年もまた納付時期がやって来るが、固定資産税に関する基礎知識やシステム押さえて、余裕を持って臨みたいものである。
住宅を所有されている方、すべてに掛かってくる固定資産税を、理解することから始めたい。

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